新・プーケットで遊ぼう  旅行情報ブログ

プーケットをより楽しむために、お役立て下さい

タイフア博物館

先週、ガイドブックの発行のお知らせをしましたが、
本のキャパは決まっているので、取材をしたたくさんの情報から
本当にぎゅーーっと要点を濃縮して載せています。

あれもこれも、もっと書きたかった・・・というネタや、
ボツになってしまった写真は、マガジンやブログのほうで
アップしていくつもりです。

取材の中で一番時間をかけたのが、オールドタウンの文化と歴史に
ついてですが、華僑の末裔の方にインタビューをしたり、
歴史研究家の方とお話をさせてもらったり、タイフア博物館の展示
されている内容と照らし合わせて総合して、まとめました。

 

f:id:phukettown:20210619232215j:plain

 

タイフア博物館は、以前は学校であったということは知られていますが、
タイフアスクールという名前で使用されていたのは、1934年の建設以来
ほんの数年だったんですね。1939年より第二次世界大戦が起こったことも
関係しているようです。

 

f:id:phukettown:20210619232418j:plain

戦後は名前を変えて、中国語の専門学校として使われたり、プーケット華僑
アソシエーションの本部として使われたりもしたようです。

博物館の一階は、まず吹き抜けの広間になっていて、真ん中にピアノが
あります。ピアノの脇には当時の写真や楽譜が飾られています。
楽譜は、現在のものとは違い、珍しい漢字表記の楽譜になっています。

 

f:id:phukettown:20210619232514j:plain

 

博物館の進む順番は、広間から番号に沿って右手側に進んでいきます。
右手側は、オールドタウンを中心とした華僑文化の紹介がまとめてあります。


まず、プーケットタウンにある、オールドタウンのシノヨーロピアン
マンション(ショップハウスではなく、一軒家の立派な建物は、
「マンション」と呼ぶようです)の分布図があります。

 

f:id:phukettown:20210619232635j:plain

 

ショップハウスの構造が模型でわかりやすく展示してあるものもあります。

f:id:phukettown:20210619232755j:plain

建物の横幅は狭いのですが

f:id:phukettown:20210619232935j:plain

縦に長い造りが、断面図で見れて面白いです。

 

タラン通りに並んでいるような、一階がお店で二階・三階が住居の
ショップハウスは、ペナンやシンガポールからプーケットに伝わりました。
プーケットにシノポルトギュースが伝来した年表が、ペナン、シンガポール
と並んでわかりやすく解説されています。

 

f:id:phukettown:20210619233116j:plain

 

華僑の食文化については、木の蓋を開けると料理の写真が出てくるという
展示になっています。料理の紹介や、オールドタウン周辺で、
プーケット華僑の伝統料理が食べれるお店の地図盤が置いてあります。
有名店が目白押しなので、要チェックです。

 

f:id:phukettown:20210619233200j:plain



場所をメモして博物館見学の後、ランチなどの候補にしてもいいと思います。

 

食文化以外にも、冠婚葬祭について、華僑の一生にまつわる文化が
紹介されています。

二階にあがると、また小部屋がいくつかあり、移民の歴史が詳しく
壁に展示されています。
中国のどの地方から、どれくらいの人が、どんな役職で来たのか、
当時の仕事の契約書(履歴書みたいなもの)があり、とてもリアル。
マフィアについて、コミュニティーやアソシエーションの歩みにも
触れています。

 

f:id:phukettown:20210619233246j:plain

 

二階の奥のほうの部屋には、移民の中でも歴史的に重要な位置にあった
人々を詳しく解説しています。
また、タイフアスクールの歴史についても二階に詳しく書かれていました。

 

f:id:phukettown:20210619233400j:plain

 

二階から、今度は入り口の左側に向かって降りていくと、こちらは
錫鉱山と錫産業についての展示がメインになります。
当時の錫採掘の写真や絵画がありますが、過酷な労働を伺わせました。
電気なんてないので、移動は徒歩だし、船だし、採掘も機械ではなく
人力だし。ヤク中みたいなおじいさんの蝋人形がリアルすぎです。

 

f:id:phukettown:20210619233500j:plain

f:id:phukettown:20210619233545j:plain

 

左側の部屋には、学校の教室の様子を残した部屋もありました。
タイプライター、楽器、教科書、図書などが保管されています。
大きく引き伸ばした当時の先生と生徒の写真などもあります。

 

f:id:phukettown:20210619233628j:plain

f:id:phukettown:20210619233713j:plain

 

また、娯楽や、服飾文化、シノヨーロッパ建築についての解説も
こちらのスペースにぎっしりと書かれています。

 

簡単にでも、歴史が頭に入っていると、オールドタウンを
観光した時に、この建築がいつ頃たてられたのかとかわかり、
より楽しめるのではないかと思います。

建物の内部を見るだけでも楽しめると思いますので、まずオールドタウンに
来たら、タイフア博物館にどうぞ。

 

Thaihua Museum
28 Krabi, Tambon Talat Nuea, Mueang Phuket District, Phuket 83000
営業時間:9時00分~17時00分
入場料;200バーツ

 

遊んで、食べて、癒されて タイ・プーケットへ

重大発表ですよ!

いよいよ1年費やして、取材、撮影、執筆をしたガイドブックが6月1日に
イカロス出版さんより発売となりましたー!


「旅のヒントBOOK 遊んで、食べて、癒されて タイ・プーケットへ」

 

f:id:phukettown:20210608011741j:plain


この名前で検索すると、アマゾン、紀伊国屋、セブンネット、楽天、
ペイペイモール、ツタヤ、E-hon、hontoなど、複数の書店がヒット
します。(売れなかったら、そのうち撤去されるかもですがw)

 

www.amazon.co.jp

 


ーーー以下、販売用の宣伝文ですーーー


遊んで、食べて、癒されて タイ・プーケットへ

(旅のヒントBOOK) 単行本(ソフトカバー)
鈴木 さくらこ (著) サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm

 

タイ南部、アンダマン海に浮かぶプーケット島は、世界に名だたる
ビーチリゾート・アイランド。

でも、美しいビーチと海だけじゃない! 近年は、島の中心部プーケット・タウンの
レトロでカラフルな街並みや、島で楽しめるさまざまなアクティビティが、
そのフォトジェニックさで再び注目の的に。

もちろん、辛くて濃くておいしい南タイ料理や、キュートな雑貨から名産品まで
そろったショッピング、

極楽スパ・トリートメントもたっぷり楽しめます。

楽しい! とカワイイ! とおいしい! がつまった島プーケットで、
遊んで、食べて、癒されて♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

どうでしょう?
ドキドキ、ワクワクしてくる文句じゃぁないですか。
(宣伝文句は、イカロス出版さんの編集さんが書いてくださいました)

 

f:id:phukettown:20210608012029j:plain

 

今、コロナで海外旅行に行けない、我慢の日々が続いています。
旅行好きな人にとっては、本当に拉致拷問(大げさw)のような日々ですよね。
私も、2019年に日本に帰国した時の写真を見ては、ため息の日々です。
行きたい場所に行けず、会いたい人に会えず、これは一体いつまで続くのやら。

世界中でワクチンの流通が始まり、集団免疫獲得のために各国が国を挙げて
取り組んでいます。
海外旅行再開に向かって、少しずつ前進をしていますが、まだもう少し
自由に旅行ができる日々に戻るには時間がかかりそうです。

こういう時期に、ガイドブックの発行。

果たして需要はあるんだろうか・・・。

こんな時期に出しても、どうせコロナで閉店する店も出てきて
情報も変わっちゃうでしょ?・・・とか、思われないか・・・。

もう少し、旅行再開のメドがたってからのほうがいいんじゃないか・・・。

と、不安も抱えながらの出版だったのですが、発売後、すぐに購入された方々から、

「旅行に行けないけど、この本で最新のプーケットを知れて旅行気分になれた!」

という声がいくつも届きました。

 

f:id:phukettown:20210608012328j:plain



 

そうかー、飢えてる時だから、逆に良かったのか??

こればっかりは、出してみないとわからない反応でした。

 

f:id:phukettown:20210608012108j:plain

 

すぐに購入された方はプーケットのリピーターさんがほとんどだと思います。
でも、プーケットって、すごくリピーターさんが多いですよね。
ということは・・・
これからプーケット旅行を計画している人は、旅行が決まって必要になってからでないと、購入はしないと思うので、既にその時には売り切れてたりして!?

初回発行部数はそれほど多くないので、マニアにしか買えない本になってたら、
どうしよう!メルカリでプレ値で売られてたらどうしよう!!
「著者サイン付き」とかで、さらにプレ値になってたらどうしよう!!!

と、勝手な妄想が膨らみますが・・・

 

f:id:phukettown:20210608012157j:plain

 

まず、プーケットが大好きな人の手に渡って、喜んでもらえたら嬉しいです。
メルマガの文章は電子文書ですが、本というのは「物」なので、
購入された方のお家に、私の分身が住んでいるような変な気分(笑)。

読みながら、まるでプーケットにいるような気持ちになってもらえたら本望です。
そして、その本をもっていつか、プーケットにいらしてくださいね。

 

Myth Coffee Bar & Hangout Space

執筆をするのに、静かで落ち着いて作業ができるカフェとして
お気に入りだったMYTH。
道路沿いに看板はあるものの、建物が敷地内に入らないと見えないので、
最初はいる時は雰囲気がわからず躊躇しました。

 

f:id:phukettown:20210603150145j:plain

f:id:phukettown:20210603150204j:plain

 

でも、そのせいかお客さんも常連さんといった感じで、
とても静かです。

中は広いお庭があって、そこに一軒家タイプのカフェがあります。
敷地の奥にも家があるので、そちらは住居だと思われます。
手入れされた庭はとてもきれいで、カフェからプルメリアが咲いて
いるのを眺めることができます。

 

f:id:phukettown:20210603150233j:plain

店内は空間が広くて、余計な装飾品がないクールな感じです。
私はガーデンに向いたカウンター席がお気に入りですが、
ぼっちでない場合は、奥にソファー席もあります。

 

f:id:phukettown:20210603150305j:plain

 

ドリンクはカウンターで注文。
レジにメニューが書いてありますが写真などはないので、
飲みたいものを言う(笑)。

最初に行った時に頼んだ、オレンジコーヒーがとてもおいしかったので
何度かリピートしています。確か7-80バーツ。

 

f:id:phukettown:20210603150326j:plain

 

ケーキはその日によって違いますが、レモンタルト、ブラウニー、
チーズケーキ、チョコレート、シュークリームなどが定番。
中でもアップルクランブルのカスタードソース添えは最高です。

 

f:id:phukettown:20210603150350j:plain

f:id:phukettown:20210603150410j:plain

f:id:phukettown:20210603150426j:plain

f:id:phukettown:20210603150451j:plain

 

キッシュがある日もあります。

場所は、シャロン寺院の近くで、タウンから行く場合は、
寺院の入り口の少し手前に看板が出ています。

シャロン寺院のそばには、サークルブティックコーヒーもあるし、
結構カフェ激戦区です。在住の白人さんも多いエリアですしね。


Myth Coffee Bar & Hangout Space
22/3 Moo6 Chalong Phuket
OPEN 10-18:00

ルンアルン暁プロジェクト

f:id:phukettown:20210522131428j:plain

先日、チェンライの友人にお茶やコーヒーを注文したのですが、
その中に、ルンアルンというコーヒーが入っていました。
荷物と一緒にチラシが入っており、そのコーヒーは日本人の方が
かかわっていること、また、チェンライの山岳民族支援も兼ねて
いることを目にしました。

ただ、先に蘊蓄を見てしまうと、どうしても味をひいき目で見て
しまうので、ちらっと目にはしましたが、いったん閉じてw
先にコーヒーをいただきました。

まずはホットでいただきましたが、ホットだと苦みが先に来ます。
うん、まあタイコーヒーの苦みだな。。
二杯目はアイスにしていただきました。
そうしたら、今度は酸味が先に来て、苦みがグイグイこない、
マイルドで良いバランスに。香りもいい。

アイスコーヒーがとても口にあったので、ウェブサイトを見てみました。

NGOルンアルン暁プロジェクト代表、中野穂積さん。
学校がないタイ北部の少数民族のために、チェンライ県メエスワエ群に
1987年に生徒寮を作ったことが最初で、その後奨学金制度を発足。
1995年に「暁の家」という生徒寮をウィエンパパオ群に建設。
プロジェクトでは、教育、農業、産業支援なども含まれるようです。

以下はコーヒーのパッケージに書かれていた紹介の概要です。

農業支援のためにつくられた暁農園では、有機農法でコーヒー栽培を
しています。ラフ族、アカ族の人々が栽培、手摘み、天日干しをしたアラビカコーヒー。
販売収益は山地民の教育、農業支援、森を守る活動などに充てられます。

 

f:id:phukettown:20210522131449j:plain

 

コーヒーの種類は同じですが、ハニープロセス、ウォッシュドプロセス、
支援農家のウォッシュドがあり、それらのブレンドになるということ。
豆状のもの、粉に挽いたもの一袋100グラム、200グラム、250グラムで販売しています。

通常は中煎りですが注文により深煎り、浅煎りもできるそうです。
(深煎りは割増し料金あり)

大変お忙しい方のようで、直販のウェブサイトなどはないようです。
直接中野さんに注文もできますが、もしプーケットの雑貨と一緒に送って
欲しいという方がいたらお声がけください。同包させていただきます。


ルンアルン暁プロジェクトについてはこちら。

www.rungarun-akatsuki.ednet.jp

 

こちらは、サポートページで、バンコクやチェンマイの日本人会での
予約販売やワークショップについての案内が載っています。
プーケットも参加したらいいのにな!

https://www.facebook.com/RungArunCoffeeSupporter/

アップリフティングマッサージオイル

f:id:phukettown:20210518160119j:plain

最近気に入って使っている、マッサージオイルのご紹介です。
これは、レモングラスハウスのもので、人気が高い商品だったため、
在庫として会社にいつもキープしていたものです。

お客さんも来ないし、在庫を腐らせてもいけないので、
使用期限が近いもの、切れてしまっているものは自分でせっせと
消費しております。
ただ人気があるからという理由ではなく、オススメかそうでないかも
自分でジャッジできるので、まあ良い機会だと思います。
昨年のコロナからだから、だいぶ会社の在庫アロマ、使いきったよー!

さて、アップリフティングマッサージオイル。
痩身に効きめがあるので、こういう名前にしているのでしょうが、
どういったオイルが使われているかというと、
ベースオイルは、ホホバとスイートアーモンドオイル。
エッセンシャルオイルはポメロ、レモン、マンダリンオレンジという、
柑橘系ブレンドですね。

 

f:id:phukettown:20210518160035j:plain

 

柑橘系のアロマは効果は気分転換やリフレッシュ、気分を元気にする
効果などがあります。

ダイエット系で必ず名前があがるアロマとしては「グレープフルーツ」
が有名ですが、タイでは「ポメロ」が同じような効果があるみたいです。

リンパと血液の流れをよくし、老廃物の排出を助けたり、脂肪燃焼効果、
また嗅ぐだけで食欲を抑える効果もあるんだそうです。

マンダリン(オレンジ)は私もすごく好きなオイルで、リラックス効果と、
気持ちを前向きにする効果があるんだそうです。こういう時期ですから、
ストレスや抗鬱効果は大事ー。
そしてセルライトを予防や、分解効果もあるとか?

レモンも老廃物を排出を助け、むくみを改善させたり、ティーツリーと同じく
殺菌作用、空気を清浄する働きで感染症の予防を助けます。

アロマって単に香りで気分をリラックスさせるだけでなく、
皮膚の下に入り込み、毛細血管まで到達して体の中に作用するそうです。
(暇だから、アロマの本をペラペラ斜め読みしてます・・・)

もちろん、オイルでマッサージするだけでは痩せませんが、
運動、食生活と合わせて、お風呂上りのマッサージで心身ともに
元気になりそうな一品です。

もし使ってみたい!という方がいらっしゃったら、通販のほうでどうぞ。
使いかけボトル写真です(笑)。


プーケット雑貨通販
アップリフティングマッサージオイル

http://phuket.cart.fc2.com/ca14/119/p-r-s/