先週から今週にかけて、タランエリアでは毎年恒例のお祭りが
ありました。
毎年3月13日は「勝利の日」として、英雄姉妹の
二人の功績を称えます。
お祭りには祈りを捧げ、歴史を振り返るという意味も持っています。
屋台や移動遊園地なども出ますが、メインイベントは
英雄姉妹の劇の上演や、お寺でのお祈りなどでした。
プーケットに来たら、ほとんどの人が目にする像だと思います。
英雄姉妹像(ヒロインズ像)は、18世紀後半にビルマ
(現在のミャンマー)軍の侵攻から島を救った二人の勇敢な女性を称えたものです。
1. 歴史的背景(1785年の戦い)
1785年、ビルマ軍がプーケット(当時の名称はタラーン島)に侵攻してきました。当時、プーケットの知事(タラーン知事)が亡くなったばかりで、島は指導者を欠き、非常に危機的な状況にありました。
そこで立ち上がったのが、亡くなった知事の妻である
チャン(Chan)と、その妹のムック(Mook)でした。
2. 二人の知略
彼女たちは兵力が不足していることを逆手に取り、巧妙な作戦を立てました。
変装作戦: 島の女性たちに男装をさせ、武器を持っているように見せかけて城壁の上に並べました。
心理戦: 遠目から見て軍勢が実際よりも遥かに多く見えるように偽装し、ビルマ軍に「この島を攻略するのは困難だ」と思わせました。
この心理作戦が功を奏し、ビルマ軍は約1ヶ月にわたる包囲の末、ついに撤退しました。これにより、プーケットは占領を免れたのです。
3. 与えられた称号
この功績を讃え、当時の国王ラーマ1世から、二人に最高位の女性称号が授与されました。
姉のチャン: タオ・テープ・カサトリー (Thao Thep Kasattri)
妹のムック: タオ・シー・スントーン (Thao Sri Sunthon)
この二人の名前はタラーン地区の道路の名前にもなっています。
4. 英雄姉妹像と現代の信仰
建立: 二人の功績を記念し、1966年に現在の場所に像が建立されました。
場所: プーケット国際空港から市街地へ向かう途中、
国道402号線の大きなロータリーに立っています。
脇にロビンソンタランがあります。
信仰: 地元の人々にとって彼女たちは単なる歴史上の人物ではなく、
プーケットの守護神のような存在です。像の周りには常に花
(マリーゴールドなど)や線香が手向けられ、多くの人が
お参りに訪れます。
彼女たちは、プーケットの誇りと自立の象徴として、
今も人々の心に深く刻まれています。
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