
ビエンナーレ巡り、見ていない会場も残り僅かとなってきましたが、
色々見てきた中でやはりここの展示会場の衝撃は特別なものでした。
場所はセントラルデパートの近くにあります、
元錫の加工工場であり、発電所だった
「シャロンパワーステーション」

ここが、発電所だったことを知っている人は
数少ないのではないかと思います。
私も空き地にひまわり畑がある場所っていうぐらいの認識でした。

ここでは原発をテーマにした映像作品と、廃棄物をテーマにした作品、ブーゲンビル島が植民地化された時代の暴力の歴史の映像作品と、それを表した布の作品がありました。


原発作品は、廃墟となった発電所のイメージとドンピシャに重なり
映像内のことが、まるで現実のように感じられる空間にかなり背筋が凍りました。
よくもまあ、こんな場所を探して会場にしたものだと、
奇跡のコラボだと思いました。作品もそうですがこの会場自体の
衰退とか残骸とかそういったものが圧巻でカメラのシャッターを
切る手が止められませんでした。


ブーゲンビル島の歴史については、豊かな資源をめぐっての
激しい戦いや植民地にされた暴力の歴史など、プーケットの錫鉱山の歴史ともいくつか重なるものがありました。
そしてブーゲンビル島は、かつて太平洋戦争で日本軍の墓場としての悲惨な歴史を持つ場所でした。

普通の日常が踏みにじられていくという、リアルな作品の前に
涙を禁じえませんでした。
今のところ、このシャロンパワーステーションが、
ビエンナーレ会場として色々な意味でイチオシです。


タイランドビエンナーレプーケット
●スーコウェルネス
●オールドタウンそば、ダウンタウン市場と、パンガー通
●プーンポン、サパンヒン
●バーンタートル
●パールシアター・パールボール・カオラン・カトゥー
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