色々なことを深く考えさせられるタイランドビエンナーレ。
今回はプーケットタウンにあるメローピローというホテルの展示を
見に行ってきました。このホテルは以前はビジネスホテルのような
感じで使われていたのですが、現在は廃墟となっております。

一階の展示はタイ人アーティストのものだったのですが、
プーケットの歴史にインスパイアされたという作品があり、
その中に「植民地」という言葉がありました。
プーケットに植民地の歴史というのがピンとこなかったのですが、
説明員さんがとても丁寧に説明してくれました。

プーケットがタイの支配下になるスコータイ王朝時代(13世紀~)の頃と、
また錫鉱山で貿易が栄えたプーケットを支配しようとした時に(14世紀~)
厳密に植民地というのとはちょっと違う気もしますが、
中央政府から統治されたという歴史が残っているということを知りました。

13世紀まではプーケットはスマトラ島を拠点とするシュリーヴィジャヤ王国の影響下にあったそうです。スコータイ王朝の勢力が南下した際に、
当時はタラーンと呼ばれていたプーケットもその支配下になりました。
ちなみにそのころのタイは「サイアム」という国でした。

その後錫産地として重要な貿易拠点となり、1785年にはビルマ
(現在のミャンマー)軍の侵攻を阻止した、英雄姉妹像の2人が
プーケットのサイアムでの地位を確立したということ。
タラーンからプーケットという名前になったのは1933年、
その後1939年にサイアムからタイという国名になったということで、
タイのプーケットになってから、まだ100年もたってなかったんですね。

歴史の勉強のあと、奥の部屋ではインドネシア人アーティストさんの
自国の祝宴を再現した部屋がありました。ネット社会となり人との
繋がりが希薄になったことを問題視しているという作品。

二階ではこのホテルの歴史に関する部屋や、ちょっと目を覆ってしまった
衝撃ビデオ作品などもありました。

廃材を使って作られた、プーケットのお祭りで使われるものを
モチーフとした作品。
ビエンナーレ作品を見ることによって、プーケットの歴史について
今一度考えるきっかけとなっています。
●スーコウェルネス
●オールドタウンそば、ダウンタウン市場と、パンガー通
●プーンポン、サパンヒン
●バーンタートル
●パールシアター・パールボール・カオラン・カトゥー
●シャロンパワーステーション
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