プーケットタウンのオールドタウン、ヤワラート通り沿い。
楽天(ロックティアン)というフードコートの交差点のちょっと手前に
左手に入るソイ(小路)があります。角にセラミックのお店があります。
TROK SOONUTISという看板がでており、これがソイの名前。
なんて発音するのか謎ですが、タイ語表記を見る限りでは
「タロークスーンウティット」でしょうか。
一度この道を車で入ってみたのですが、一方通行でした。
で、100メートルぐらい、バックで「ごめんなさいねーー(汗」
と言いながら戻っていきました。
このソイ、案外風情があります。
入口に屋台が3軒ぐらい出てるんですが、一番ヤワラート通りに
近い屋台は、プーケットの伝統のお菓子「アーポーン」屋台。
アーポーンというのは、卵の風味がする素朴なクレープです。
(具は入ってません)
ここ、大人気屋台で、人がいなくてすぐに買えるのかと思いきや、
予約順番待ちの時もあります。
食べたかったら、先に予約をして観光してから受け取りに行くといいです。
先日はなんと「今日はもう予約終了」ということで、諦めました。
週末はダメですね。
この通りの一番奥には、アンモーラオ(西洋式という意味。アンとは
中国語で「赤」を意味する言葉で、赤毛の西洋人を例えたものらしい)
の立派なお屋敷がみえます。
このお屋敷は、一本先のディブック通りから見ると、門と正面玄関があります。
一本手前のソイからだと、横向きのお姿。
ソイを2,3本またぐお屋敷とは、どんだけ建物も、敷地もデカいんでしょう。
そんな立派なアンモーラオ屋敷を行く手に見ながらぶらぶら歩くと、
裏路地の情緒が漂っています。
オールドタウンといえば、シノ・ヨーロッパ建築ですが、タラン通りや
ディブック通りなどのメインストリートは、商売用に派手に装飾した
建物や、無駄にペイントしてあるものも多い気がします。
ここのソイにある建物は、観光用に過度な装飾や色塗りをしていない
きちんと歴史風情を保ったものが見れます。
なんだか、このあたりが本当のシノ・ヨーロッパ建築の名残り
なんじゃないかなーと思います。
ソイの左右には、小さなゲストハウスが2軒ほどありました。
途中にもうひとつ、でっかいお屋敷があるのですが、建物が横向きで
どっちが正面なのかわからず。囲いもあるので入れずでした。
(ここもソイをまたぐ、デカ系か・・・)
ソイの中ほど左手にあるカフェに行くために、足を踏み入れたのですが、
案外楽しく歩けました。
行き止まりです。