2018年6月より、海洋生態系を戻すべく、ピピ島のマヤベイが
立ち入り禁止となりました。
あれからもうすぐ1年になるのですね。
当初3ヶ月ぐらいの閉鎖予定だったのが、その後期間延長となり、
無期延長状態であったのですが、最近のニュースによると、
2年後にオープン予定ということでした。
本当に2年後にオープンするのであれば、閉鎖期間は約3年
ということになります。
「ザ・ビーチ」の映画で一躍有名な観光地となったマヤベイ。
あの小さな湾に、1日に多いときはなんと4000人。
一日平均でも2000人もの観光客が訪れていました。
そのため、ボートで乗り入れる際に珊瑚を傷つけてしまったり、
ゴミやら、日焼け止めなどの科学物質などで、周囲の自然環境に
深刻な悪影響を与えてしまいました。
閉鎖前には、珊瑚の死骸がたくさん散っていたそうです。
昨年の閉鎖から約1年になりますが、その間に珊瑚の再生を
計るために、人口的にも繁殖を試みたり、陸の上でも
ビーチの砂丘化を食い止めるために、植林などが行われたようです。
その結果、少しずつですが、従来この海域で生息していた
海の生き物たちも戻ってきました。
小さな黒サメが戻ってきたというニュースは、TVやウェブニュース
などでも目にしました。
従来の海の生態系が戻ってきたら、海の景観もまたぜんぜん変わって
くるのではないかと思います。
ただ、せっかく生態系が元通りになったとしても、立ち入り禁止を
解除したら、また以前と同じ問題が起こってくるのではないかと
懸念されております。
解除後にどうするかということも、企業家や学者さんなどで
話し合っている最中ということです。
もしかすると、シミラン島のように、日に上陸できる観光客の
人数制限などが出てくるかもしれないですね。
早く美しくなったマヤベイに会いたいですね!
また新しいニュースなどがあれば、お知らせしたいと思います。