新・プーケットで遊ぼう  旅行情報ブログ

プーケットをより楽しむために、お役立て下さい

カラフルプーケット

 

先週の土曜日から3日間、プーケットタウンのオールドタウンで
「カラフルプーケット」という名前で、建物にライトアップをしたり、
プロジェクションマッピングをするお祭りがありました。

お祭りの開催時間が19時から21時ということだったので、
最終日の月曜の夜に、ちょっと足を運んでみました。

まず驚いたのが、家からオールドタウンまで行く間に、全然車が走っていない!
普段夜は外に出ないので気が付きませんでしたが、まるでソンクラーンか
年末年始のプーケットみたいでした。(みんな里帰りしてガラガラになる)

オールドタウンは駐車場がないので、いつも少し離れたところに停めるのですが、
タラン通りもガラガラで、全然路駐ができました。

ライトアップは4か所

●プロムテープ時計台
●ヤワラート通りとディブック通り交差点にあるシノヨーロピアン様式建物
●ブルーエレファント
●タイフア博物館

まず最初にプロムテープ時計台に行きました。
交差点の角っこにあるので、いろんな場所から楽しむことができます。
見にきている人はパラパラといった感じ。

 

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交差点なので、三角の建物に映し出される幾何学模様が面白い。
そばにバーもあって、外にテーブルを出して、プロジェクションマッピングを
見ながらお酒を飲んでいる人もいました。楽しそうー。

そこからタラン通りを通って、ヤワラート通りの交差点方面へ。
途中ソイロマニー前も通りましたが、人がちょぼちょぼしかおらず、
壁画写真、独り占めできますねー。

人はまばらでも、タラン通りはライトがたくさんついているので、
おばさん一人歩きでもセキュリテイーに問題はなさそうでした。
すずしいし、建物はきれいだし、いいお散歩になりました。

ヤワラート通りと、クラビ通りとタラン通りの交差点をヤワラート通り北の方角へ。
少し歩くと、パステルグリーンに塗られた建物が見えてきます。
向かいは楽天(ロックティアン)という、フードコートですね。
斜め向かいは、王様の壁画の並びです。

この建物、私が一番最初にプーケットに来た時は、確か宝石やさんだったような。
今は開放している訳ではないので、何に使われているのかわかりません。
正式名称もグーグルマップで見ましたが、書かれてないですね。
シノヨーロピアン建築という名前になっていました。

ここはプロジェクションマッピングではなく、ライトがゆっくりと色々な色に変わる
ムーディーなライトアップでした。
建物をバックに動画や写真を撮っている人も3-4組いました。

ここからディブック通りを歩いてブルーエレファントに抜けようと思いましたが、
ディブック通りは、お店がほとんどクローズしており、唯一開いていたのが、
フレンチのDibuk Restaurantだけでした。老舗レストラン頑張れ!!
ちょっと暗くて人がいない、こわーーーい中を、足早にサトゥン通りから
ブルーエレファントへ。

ブルーエレファントでは「ライト&サウンド」と書かれていたので、
何かイベントをやっているのかと思いましたが、時間外だったのか?
何もやっておらず、あのだだっぴろい庭に、ライトアップされた風船が置いてありました。
そことか、ライトアップされたレストランの建物をバッグに写真を撮るぐらい。

最後にクラビ通りを通って、タイフア博物館へ。
ここは一番賑わっていました。周りのカオトム屋さんもやっておりました。
タイフアは駐車場がひろーーくて、その奥に建物があるので、街灯が届かず真っ暗。
通りから距離があって静かだし、映像を映し出すにはもってこいです。
ここでは、約4分ほどのショートムービーが延々と流されていました。
海や、山、植物など自然モチーフが建物に映し出され、
花がばーっと咲きほこるところなどは、チームラボを思い出させました。

楽しくて、2回見てしまいました。

プロムテープ時計台もきれいですが、やはり明るいとクリアに見えないので、
タイフアのほうはクッキリ見えて幻想的で良かったです。

人が少ないのは残念でしたが、久々のプーケットでのお祭り。
行って良かったです。

動画も撮ってきましたが、私が撮ったものよりプロの方がアップされてるほうが
映像もきれいなので、よろしければ当社のフェイスブックページにシェアして
あるので、そちらをご覧ください。

 

https://www.facebook.com/phukettourtravel

唐辛子色々


ステイホームが長いので、庭でガーデニングを始めまして、
レモングラス、ネギ、バジルなどが元気に育っています。
先日、カオマンガイを買ったら、ついてきた唐辛子が余ったので、
天日干しして種を取り、植えてみました。
2日ぐらいで発芽しました。

さて、この後どうやって育てるのかなと調べてみたところ
タイの唐辛子は、プリッキーヌーというのかと思ったらそうではなく、
たくさんの種類があることがわかりました。
大きく分けて8種類、大きさは大、中、小、色は赤、緑、オレンジ、
黄色、黄緑などになります。

 

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ソース元URL

 

このカオマンガイについてきた唐辛子は、プリックジンダーデーン
という種類のようでした。タイの人は、ごはんと一緒にこの唐辛子を
生でバリバリ食べたりするのですが。。
このジンダーデーンは、たぶん最も食されるポピュラーな種類のようです。
見た目や大きさも、日本の唐辛子に近いです。
辛さレベルは中ぐらいのようです。
市販の種も、プリックジンダーデーンを見ることが多いです。

世界の中でも激辛唐辛子と名高い、プリッキーヌーは大きさ2-3センチと
小さめの唐辛子となります。
生食する人もいるようですが、ゲーン(カレーペースト)など料理に
使われます。
プリッキーヌーにも、プリッキーヌーより少し小ぶりなプリッキーヌースワンと、
またそれよりさらに小ぶりなプリッキーヌーノックと、3種類あります。

辛くないグループでは、プリックチーファー、プリックユアクなど。
ジンダーデーンより大きくなります。
小粒のほうが辛いということなんですね。
炒め物に入っていることがあり、辛いかとおもったらそうでもない奴が
これらだと思います。(日本人にはそれでも辛いでしょうが)

ピーマンみたいな形のプリックワーン、ながーいプリックヌムなど、
プリック家族、さまざまな色や形があって、結構面白いです。

タイで料理に唐辛子が入っていたら、とりあえず小さなものは避ける。
大き目のものは、ちょっとだけ食べてみる。
プリックユアクなどは、ほとんどピーマンに近くて、ピリっとして
なかなかおいしいですよ。
唐辛子は危険!!と全部避けないで、大き目のものはチャレンジしてみて
ください。もちろん、激辛大好きな方は、ジンダーデーンをバリバリ生で
やっちゃってください。

 

ZENビュッフェ

プーケットタウンのセントラルデパート(旧館)一階に入っている、和食のZEN。
ZENは和食チェーン店の先駆けでタイ国内にも複数店舗を持っています。
プーケットでも、セントラルに来る前には、パトンビーチにありましたね。

お店の前を通りかかったら、オーダービュッフェをやっているというので
ちょっと食べてみることにしました。

 

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一人699バーツ(制限時間1時間45分)、
ドリンクやデザートも混みです。
8月までの、限定ビュッフェみたいでした。

お店はランチ時間だったので、そこそこ人が入っていました。
ビュッフェのお客さんは、窓際のほうの席に集められていて、
アラカルトはお店のカウンター側に案内されていました。
圧倒的にビュッフェ利用客が多かったです。

 

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寿司や刺身などもありますが、ネタ5種類ぐらいで
まぐろ、サーモン、しめさばがメイン。
貝や白身魚もありましたが、イマイチでした。白身の刺身は泥臭かったので、
川魚でしょうか。

巻物も、てっかまきや、かにかま巻きとかあまりそそられるものなし。
おかず類も、からあげ、餃子、衣がっつりな天ぷらなど、こちらもあまりそそられず。
全体的に、食べたいと思えるものがないビュッフェでした。

でも、お客さんは入っているので、タイ人には多分好評のようです。
タイ人を連れて行くには良いかもですね。

 

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まあまあおいしかったのは、デザートの抹茶アイスと、ざるそばっていう・・・。

日本人の口には、プーケットタウンのグローサリースーパーに入っている
魚輝さんのオーダービュッフェのほうが合うと思います。
しばらく行ってないけど、まだやってるかな。
値段も同じぐらいか、もう少し安かったように思います。

 

そういえば、回転しゃぶしゃぶのSUKISHIビュッフェもクローズしたりと、
和食ビュッフェのお店、減っているように思います。
こういう時期にビュッフェやるという度胸はすごいですね!

 

Zen Japanese Restaurant

Central Festival Phuket 一階

タイフア博物館

先週、ガイドブックの発行のお知らせをしましたが、
本のキャパは決まっているので、取材をしたたくさんの情報から
本当にぎゅーーっと要点を濃縮して載せています。

あれもこれも、もっと書きたかった・・・というネタや、
ボツになってしまった写真は、マガジンやブログのほうで
アップしていくつもりです。

取材の中で一番時間をかけたのが、オールドタウンの文化と歴史に
ついてですが、華僑の末裔の方にインタビューをしたり、
歴史研究家の方とお話をさせてもらったり、タイフア博物館の展示
されている内容と照らし合わせて総合して、まとめました。

 

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タイフア博物館は、以前は学校であったということは知られていますが、
タイフアスクールという名前で使用されていたのは、1934年の建設以来
ほんの数年だったんですね。1939年より第二次世界大戦が起こったことも
関係しているようです。

 

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戦後は名前を変えて、中国語の専門学校として使われたり、プーケット華僑
アソシエーションの本部として使われたりもしたようです。

博物館の一階は、まず吹き抜けの広間になっていて、真ん中にピアノが
あります。ピアノの脇には当時の写真や楽譜が飾られています。
楽譜は、現在のものとは違い、珍しい漢字表記の楽譜になっています。

 

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博物館の進む順番は、広間から番号に沿って右手側に進んでいきます。
右手側は、オールドタウンを中心とした華僑文化の紹介がまとめてあります。


まず、プーケットタウンにある、オールドタウンのシノヨーロピアン
マンション(ショップハウスではなく、一軒家の立派な建物は、
「マンション」と呼ぶようです)の分布図があります。

 

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ショップハウスの構造が模型でわかりやすく展示してあるものもあります。

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建物の横幅は狭いのですが

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縦に長い造りが、断面図で見れて面白いです。

 

タラン通りに並んでいるような、一階がお店で二階・三階が住居の
ショップハウスは、ペナンやシンガポールからプーケットに伝わりました。
プーケットにシノポルトギュースが伝来した年表が、ペナン、シンガポール
と並んでわかりやすく解説されています。

 

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華僑の食文化については、木の蓋を開けると料理の写真が出てくるという
展示になっています。料理の紹介や、オールドタウン周辺で、
プーケット華僑の伝統料理が食べれるお店の地図盤が置いてあります。
有名店が目白押しなので、要チェックです。

 

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場所をメモして博物館見学の後、ランチなどの候補にしてもいいと思います。

 

食文化以外にも、冠婚葬祭について、華僑の一生にまつわる文化が
紹介されています。

二階にあがると、また小部屋がいくつかあり、移民の歴史が詳しく
壁に展示されています。
中国のどの地方から、どれくらいの人が、どんな役職で来たのか、
当時の仕事の契約書(履歴書みたいなもの)があり、とてもリアル。
マフィアについて、コミュニティーやアソシエーションの歩みにも
触れています。

 

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二階の奥のほうの部屋には、移民の中でも歴史的に重要な位置にあった
人々を詳しく解説しています。
また、タイフアスクールの歴史についても二階に詳しく書かれていました。

 

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二階から、今度は入り口の左側に向かって降りていくと、こちらは
錫鉱山と錫産業についての展示がメインになります。
当時の錫採掘の写真や絵画がありますが、過酷な労働を伺わせました。
電気なんてないので、移動は徒歩だし、船だし、採掘も機械ではなく
人力だし。ヤク中みたいなおじいさんの蝋人形がリアルすぎです。

 

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左側の部屋には、学校の教室の様子を残した部屋もありました。
タイプライター、楽器、教科書、図書などが保管されています。
大きく引き伸ばした当時の先生と生徒の写真などもあります。

 

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また、娯楽や、服飾文化、シノヨーロッパ建築についての解説も
こちらのスペースにぎっしりと書かれています。

 

簡単にでも、歴史が頭に入っていると、オールドタウンを
観光した時に、この建築がいつ頃たてられたのかとかわかり、
より楽しめるのではないかと思います。

建物の内部を見るだけでも楽しめると思いますので、まずオールドタウンに
来たら、タイフア博物館にどうぞ。

 

Thaihua Museum
28 Krabi, Tambon Talat Nuea, Mueang Phuket District, Phuket 83000
営業時間:9時00分~17時00分
入場料;200バーツ

 

遊んで、食べて、癒されて タイ・プーケットへ

重大発表ですよ!

いよいよ1年費やして、取材、撮影、執筆をしたガイドブックが6月1日に
イカロス出版さんより発売となりましたー!


「旅のヒントBOOK 遊んで、食べて、癒されて タイ・プーケットへ」

 

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この名前で検索すると、アマゾン、紀伊国屋、セブンネット、楽天、
ペイペイモール、ツタヤ、E-hon、hontoなど、複数の書店がヒット
します。(売れなかったら、そのうち撤去されるかもですがw)

 

www.amazon.co.jp

 


ーーー以下、販売用の宣伝文ですーーー


遊んで、食べて、癒されて タイ・プーケットへ

(旅のヒントBOOK) 単行本(ソフトカバー)
鈴木 さくらこ (著) サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 21cm

 

タイ南部、アンダマン海に浮かぶプーケット島は、世界に名だたる
ビーチリゾート・アイランド。

でも、美しいビーチと海だけじゃない! 近年は、島の中心部プーケット・タウンの
レトロでカラフルな街並みや、島で楽しめるさまざまなアクティビティが、
そのフォトジェニックさで再び注目の的に。

もちろん、辛くて濃くておいしい南タイ料理や、キュートな雑貨から名産品まで
そろったショッピング、

極楽スパ・トリートメントもたっぷり楽しめます。

楽しい! とカワイイ! とおいしい! がつまった島プーケットで、
遊んで、食べて、癒されて♪


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どうでしょう?
ドキドキ、ワクワクしてくる文句じゃぁないですか。
(宣伝文句は、イカロス出版さんの編集さんが書いてくださいました)

 

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今、コロナで海外旅行に行けない、我慢の日々が続いています。
旅行好きな人にとっては、本当に拉致拷問(大げさw)のような日々ですよね。
私も、2019年に日本に帰国した時の写真を見ては、ため息の日々です。
行きたい場所に行けず、会いたい人に会えず、これは一体いつまで続くのやら。

世界中でワクチンの流通が始まり、集団免疫獲得のために各国が国を挙げて
取り組んでいます。
海外旅行再開に向かって、少しずつ前進をしていますが、まだもう少し
自由に旅行ができる日々に戻るには時間がかかりそうです。

こういう時期に、ガイドブックの発行。

果たして需要はあるんだろうか・・・。

こんな時期に出しても、どうせコロナで閉店する店も出てきて
情報も変わっちゃうでしょ?・・・とか、思われないか・・・。

もう少し、旅行再開のメドがたってからのほうがいいんじゃないか・・・。

と、不安も抱えながらの出版だったのですが、発売後、すぐに購入された方々から、

「旅行に行けないけど、この本で最新のプーケットを知れて旅行気分になれた!」

という声がいくつも届きました。

 

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そうかー、飢えてる時だから、逆に良かったのか??

こればっかりは、出してみないとわからない反応でした。

 

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すぐに購入された方はプーケットのリピーターさんがほとんどだと思います。
でも、プーケットって、すごくリピーターさんが多いですよね。
ということは・・・
これからプーケット旅行を計画している人は、旅行が決まって必要になってからでないと、購入はしないと思うので、既にその時には売り切れてたりして!?

初回発行部数はそれほど多くないので、マニアにしか買えない本になってたら、
どうしよう!メルカリでプレ値で売られてたらどうしよう!!
「著者サイン付き」とかで、さらにプレ値になってたらどうしよう!!!

と、勝手な妄想が膨らみますが・・・

 

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まず、プーケットが大好きな人の手に渡って、喜んでもらえたら嬉しいです。
メルマガの文章は電子文書ですが、本というのは「物」なので、
購入された方のお家に、私の分身が住んでいるような変な気分(笑)。

読みながら、まるでプーケットにいるような気持ちになってもらえたら本望です。
そして、その本をもっていつか、プーケットにいらしてくださいね。